当院使用の鍼は痛く(髪の毛程)の細さで、先端が特殊加工されていますのでほとんど痛みはございません。凝っている部位打たれるとむしろ心地良さを感じるかもしれません。寝入ってしまうこともあります。 又、すべてディスポーザブル(使い捨て鍼)ですので安心下さい。
当院の灸は温灸(灸頭鍼・八分灸・棒灸)が主体ですので灸跡は残りません。電気の熱と違い体に深く浸透し、心地良い刺激です。
別に御用意する必要はございません。普段着のままで結構です。
患部が治療できるよう脱いでもらいますが、なるべくゆったりした衣服でご来院下さい。パジャマを用意されてもOKです。
慢性の症状はある程度期間が必要ですし、急性の症状は続けて治療し
た方が治癒が早まります。治療間隔は当院の指示にお任せください。
又、健康管理の為、定期的に治療なさる方も多数いらっしゃいます
スポーツ選手が鍼灸を愛好することはことは広く知られています。
疲労回復のみならず、捻挫、肉離れ、ランナー膝、シンスプリント、野球肩、テ ニス肘 etc・・・ 軟部組織の血行を改善し、代謝を高めるので大いに効あ り ます。
老化による骨の変形は戻りません。しかし骨を支持する筋肉、靭帯の過剰な負担を和らげたり、痛みの為萎縮した筋肉の血行を良くし増強すれば改善の可能性はあります。
諦めずに一度鍼灸治療を試して下さい。
鍼灸治療は副交感神経を刺激し、リンパ球(白血球)を増加させます。
リンパ球は抗体産生を促し、ウィルスなどの抗原を処理しますので免疫力は高まります。
よって鍼灸治療を継続しますと免疫力を強くし風邪を引きにくい体質にしてく
れます。
鍼灸治療を始めた最初の頃は、だるさ、眠気、痛みの増加、微熱などがでること
があります。
これは瞑眩(メンケン)といって、病が好転するときに出る反応です。
慢性病的状態の安定が崩れ、生体内の情報バランスが混乱した結果だと考え
てください。
違和感を感じた時は遠慮なく御相談下さい。
1 鍼灸刺激により軸策反射が起こり、局所および関連した神経領域の血管が拡張します。
よって代謝産物を除去して痛みや疲労、冷えに効果があります
2 鍼灸刺激により脳内にβエンドルフィンという鎮静物質が分泌され、痛みを和らげます。
又、この物質は不安、ストレスにも効果があると言われています
3 鍼灸刺激を入力として、ネガティブフィードバック機能が働き、脳内の痛覚抑制系を賦活して
痛みを和らげます
4 内蔵-体壁反射といって内臓の異常は自律神経を経由して体表に表れることがあります(
コリ、痛み、冷えなど)。逆に体表からの鍼灸刺激により臓器をコントロールすることができ、
弱っている場合は奮いしている場合は鎮静に向かわせます。
5 鍼灸刺激は白血球(特にリンパ球)の数を増やして活性化させますので、自然治癒力、免疫力が上がります
これらが複合的に作用し効果を発揮していきます